学校へいこう

　
　
　
　　兄さまっ！兄さまっ！！
　
　
　　聞いてください、さつき今日学校へ行ったのですの。
　
　
　　
　　さつき、昨日から・・・・・・と言いましても、今日ですの。
　
　
　　全然眠くなくて、夜はずーっと兄さまのことばかり考えていましたの。
　
　
　
　　
　　さつき、夜は寝る前に、兄さまの写真にチュウするのが日課で
　
　　
　　昨日もチュウをしてから、お布団に入りましたの。
　
　
　　
　　でもなかなか寝付けなくて、起きては寝て起きては寝てって繰り返してたの。
　
　
　　そのたびに兄さまの写真にチュウしたのですの。
　
　
　
　
　　
　　さつき、兄さまに会いたくてたまらなかったの・・・・・・。

　
　　そうですの！　だからお布団に入っても、寝れなかったのですの！
　
　
　　
　　兄さまのことを想うだけで、さつき、もう、・・・・・・潰れちゃいそうですの・・・・・・。
　
　

　　
　　
　
　
　　
　
　　・・・・・・に、兄さま、さ、さつきの頭なでなでして下さい。
　
　
　　
　　
　　（なでなで）
　　
　　
　　
　　
　　・・・・・えへへへ。兄さま・・・・・だーいすきですの。
　
　
　　
　
　
　
　
　
　　
　
　
　
　
　　
　　はっ！！　そ、そうですの！！　
　
　　
　　それで、話の続きがありますのっ！
　
　　
　　あ、・・・・なでなでは続けててください・・・・・。兄さまの手、あったかい・・・・ですの。
　
　　
　

　
　　
　
　
　　
　　そ、それで、今日学校へ行ったのですのっ！
　
　
　
　　午前中の授業はさつき取っていませんので、午後から行ったのですの。
　
　　
　
　　
　　午後は物理学実験で、さつき先週でもう終わってましたの。
　
　　
　
　　でも、さつき　先生に怒られるのが怖いので、学校に行ったのですの。
　
　　
　

　　そしたら、出席とって終わり・・・・ですの！

　
　
　
　　さつき、頑張って朝起きて、ちゃんと学校行ったのに5分で終了ですの！！
　
　
　　
　　
　　さつき、何しに学校行ったのか！もう！　あっ、兄さま、くすぐったいですの・・・・・・。
　　
　
　　
　
　
　　・・・・・兄さま、・・・・・・気持ちい・・・・・・ですの・・・・・・。
　　
　　
　　
　　
　　
　 ・・・・・さつきは、兄さまの・・・・・、兄さ・・・ま・・・・・・・・・。
　
　
　
　
　　

　
　　・・・・。（スヤスヤ）
　
　　
　
　
　　
　　
　　　
　　　
　
　　「おやすみ、さつき。」
　
　
　
　　
　
　　
　
　
　　（この物語は一部、ノンフィクションです。
　
　　
　　　ちなみにこの物語を書きながら、パンピーの友人と電話してました。）