電磁場の古典論 (新物理学シリーズ) [単行本]
岡 真 (著)
現代物理学におけるゲージ場の果たす役割を意識しつつ、量子論へ進む前の古典論の段階での電磁気学を場の理論の観点から解説したテキスト・参考書。
すなわち電磁波の電播・放射、特殊相対論に基づく電磁場の理論、電磁場中での電荷の相対論的運動等の内容について丁寧に解説している。
多くのコラムで関連事項を紹介し、また各章末に演習問題を掲げ詳しい解答を付してある。学部2、3年の初学者ばかりでなく、ゲージ場の量子論等を学ぶ大学院生にも有用な書である。