2009/03/31

はやくばすけしたいばすけしたい

 
 
 
 
   篭球したい。
 
 
 
   篭球といえば「ロウきゅーぶ!」っていう本を読んだんだが、
 
 
   
   挿絵のてぃんくるさん達の画力が無いためか、まったくバスケやってる
 
  
   挿絵が無かったね。 別にバスケを題材にしてるから読んだわけじゃないけど。
 
 
 
  
   ただ 幼い女の子がいっぱ・・・・・  ぐへへ・・・。
 
  
 
  
   おっとっと、ついやってしまった。 
 
 
 
   拙者、二次ロリにはめっぽう弱いもので。(拙者とロリのアクセントを強調)
 
 
  
 

  
  
 
   話はぶっ飛ぶが、
 
 
 
   なんか、いまさら考えたんだが うちのクラスってオタク的な人が多いよな
  
 
 
   当たり前のように日々過ごしてきたけど、普通に考えると異常なところだよね。
 
 
 
 
   本当は オタク(浅いオタクもディープなオタクも)ってごく一部だよな。
 
  
   
 
   うん、ホントいまさらなんだけど。
 
 
 
 
 
   今の環境(クラスメイトや一部の地元の友達とか)も あと一年で終わっちゃう
 
 
  
   ・・・順調にいけばね! そしてその後大学だの就職だのすると、そんなにオタクが
 
 
   
   周りにいないことに気づく。そして無関心ならともかく、非オタは大体オタクが嫌い。
 
 
 
 
   連中にはオタクであることを隠しとおさないと、いい生活が送れそうにない。
 
 
 
   
   そのうち隠し続けると共に徐々にオタク的趣味から 遠ざかっていく。
 
 
   
   そして、あの熱狂的な思いは醒めてしまい、悪くない人間関係を築き
 
  
   
   悪くない生活を送る。
 
 
 
  
   気がついたら、普通に結婚して家族がいて一戸建てだってある。
  
 
 
 
   別に不自由な生活でないし、わりと幸せな家庭だ。
 
 
 
   そして自分は家族を心から愛している。
  
 
 
   
   夏のお盆休み。実家に帰省する。
 
 
 
  
   太陽も真上に差し掛かったくらいに、子供が虫取りをしようと言い出す。
 
 
 
   
   都会に住んでいる子供なので、虫がとても新鮮なんだろう。
 
 
 
 
   よし、わかった。ちょっと待ってろ といい玄関を出る。
 
 
 
   
   たしか納屋に虫取り網があっただろうと思って、納屋の中を探す。
 
 
 
  
   薄暗く、ひんやりした独特の雰囲気がある。懐かしい感じがした。
 
 
 
  
   そのとき、ふとした拍子に上からダンボールが落っこちてしまう。
 
 
  
   
   あれ?なんだろ これ。 そう思って中を開けてみると、
 
 
 
  
   中に埃かぶった「タマ姉」のフィギュアが入っていた。
 
 
 
   そうか、そういえば昔 このフィギュアだけは捨てないで持っておこう
 
   
   
   って思ってここに隠したんだっけ、でもどうしてこんなに大切だと思ったんだろう。
 
 
 
 
   自分はまじまじと「タマ姉」のフィギュアを見た。
 
 
 
   スタイルが強調され、目が大きい。そしてエロティックなポーズをとっている。
 
  
   
   
 
   
   だが特別な感情はまったく浮かばなかった。
 
 
  
  
   ・・・まぁ思い出として、これはここに置いておこう。
 
 
 
  
   そう思って またダンボールを棚の奥にしまった。
 
 
 
 
   
   
 
 
   その夜、夢を見た。少年だった頃。漫画やアニメ、ゲームをしたこと
 
 
    
   はじめてエロゲをしたこと、はじめてフィギュアを買ったこと
 
 
   同人誌を買ったあの店、通販の届く度に増えていくダンボール箱。
 
 
   お金なんてどうでもよかった。ただ 嬉しくて買う。それだけだった。
 
 
   それでも、本気で楽しかった。
   
  
   
   
  
 
  
   お盆も終わりになり、最後に家の門の前で送り火を灯すとき
 
 
  
   チャッカマンを取りに納屋へ行った。
 
 
 
  
   チャッカマンはすぐに見つかり、それを手に取り戻ろうとした。
 
 
 
   しかし、足が止まってしまった。 あのフィギュアが気になった。
 
 
  
   ゆっくり棚に近づき、ダンボールを取ろうとした。
 
 
 
 

   「思い出としてこれはここに置いておこう。」
 
 
 
   
   ふとまたあの言葉が過ぎった。 
 
 
 
   うん、そうしよう。 表で子供たちの笑い声が聞こえてくる。
 
 
 
 
 
 
   
   送り火を燈しながら、亡くなった先祖の魂と
 
  
   
   あの日の自分に 「また来年のお盆に」 と別れを告げた。
 
 
 
 
 
   
   
  
  
   
  
 
 
 
   あれ?気がついたら、物語になってた。
 
 
   実は「タマ姉」ではなく、リアちゃんにして
 
 
   
   家族や人生を棒に振って 愛でるというシナリオを考えたが
 
 
 
   ひどすぎてどうしようもなかったので脳内だけで 処理しました。
 
 
  
   アホなお話ですいません。
 
 
 

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