2007/06/23

マジカルリリカル

 
 
 今日 バイト先の社員と 話をしてて
 
 「数学なんて 社会でても 使わなくね?」
 
 
 って 言われて 今までがむしゃらに数学の勉強をしていた俺の中で
 
 すこし 考えることができた。
 
 
 その社員さんは 別に馬鹿ではなく 自分の意見ははっきり言えるし
 
 
 人の意見もきちんと聞いてくれる やさしいひとです。
 
 
 その社員さんが昔学生のころ 数学の先生に 社会にでて 数学なんてつかうんか
 
 
 って 聞いたらその 先生は つかわん っていったらしい
 
 
 
 俺が いままで 17年間勉強して 学んだ数学は 生活のうえでまったく 意味を持たなかった。
 
 
 もちろん 算数の範囲では いろいろと役に立ったけど
 
 
 小学校 高学年の 台形の面積とか から まったく生活に入らなかった。
 
 
 
 別に だからと言って数学を勉強しなかったわけじゃない
 
 
 中学のときは 量子力学とかに興味を持ってた。
 
  
 
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 なんか 小学校のころから 図鑑とかを見るのが好きで
 
 
 宇宙の不思議とか 常識を超えた 理論が とくに好きだった。
 
 
 
 ちょっときっかけは 微妙だったけど 中2のころ 
 
 ゲームの「水月」の 小説(全年齢版)のなかに出てきた
 
 シュレーティンガーの猫とか トンネル効果とかの話が気になって
 
 
 インターネットで調べて それが量子力学との出会いだった。
 
 
 
 量子力学の本に書いてあった 常識離れした 高度な数式の数々が
 
 
 本当の未知の世界みたいで とても興奮したことを いまでも覚えている。
 
 
 最近 微妙に熱は 冷めたけどね
 
 
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 実際 数学ってのは あまりにも 普通に生きていくうえでは いらない
 
 
 
 ただ 数学という 土台 があったから今日までのすばらしい発展があったんだと思う。
 
 
 サルってのは 道具は作れるが 道具を作るための道具は作れないらしい
 
 
 でも 人間は道具を作るための道具 ・・・・ つまり 数学を作れた。
 
 
 この 数学 っていう とてつもなく 万能な道具があるから
 
 
 人間は大きく飛躍したんだと 思うよ。
 
 
 もう これ以上なにも必要ない と思ったとき
 
 
 そのときがくるまで 人は数学を発展させ続けるんだと思う。
 
 
 
 数学は道具であり 言語であり 真実であると 俺は思ってるんだ。
 
 
 この先長い人生のなかで まったく使わないかもしれないし
 
 
 意味を持たないかもしれない。 けど、数学を学ぶ喜びってのがあるかもしれない。
 
 
 
 
 もしかしたら 数学がわかれば 
 
 
 あの時見た量子力学の数式がわかるかもしれない
 
 
 
 そして それがわかったとき 初めて数学のすばらしさを感じるかもしれない。
 
 
 
 うん そりゃすごい ことだ
 
 
 
 
 人生は1回きりだから 自分が楽しいところにいこう
 
 
 
 無理して つまらないこと ずっとしてても 無駄だよね
 
 
 
 
 なんか 今回は 本音を書きました。

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